忍者ブログ
Admin*Write*Comment
西八条にて
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

b59.gif

















大国主神。相変わらずみずらをどう描いていいのかわかりません。
大国主神がイケメンなのは公式ですが、個人的には美人なイメージがあります。これは美人ていうか、童顔ですが(爆)美人オーラ全開故に微妙い他人と距離が空いてて、それをちょっと気にしてる。というか、あんまり話しかけてもらえない。フツーに会話するのは多分少名毘古那神と天之菩卑能命くらいだと思う。ただし対ホヒはドS(爆)だって須佐之男命の血筋だもの。どっちかと言えば書紀の親子関係のがいい。しかしそうなると兄弟で結婚することになるのか。多分母親は櫛名田比売で同じだろうし。誓約で生まれたのはどういうポジションなのかは分かんないけど。宗像三神とか。

大国主神の正妻の名前ド忘れした(ぇ)
PR
b58.gif

















奈良行ってきます!干物になりに(ぇ)

ちなみに唐突に須佐之男命なんか置いておきます。上二人がぶっ飛んでるので比較的真面目です。多分「もうついていけへんわ・・・」とか思って地上に降りたんじゃないかな(爆)
個人的に天照大神は男がいい。月読はどっちでもいい気がする。あれって男なんだろうか、それとも女なんだろうか。公式(記紀)にもあんまり詳しく書いてないから相変わらずよくわからない神だなぁ。
ちなみに例の月読本は絶賛放置中ですorz
菅原の先祖が天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)だと知った時「ああ、だから道真はあんな目に・・・」と不覚にも思ってしまった。
※アメノホヒ:天照大神から「ちょっと大国主神ヒネってこいや」と言われて出雲に行ったはいいが「大国主神さんマジパネェっス!!」とかで心酔しちゃって3年間高天原と音信不通になった神(超意訳)。ちなみにものの本によってはちゃんと仕事してる。

何かこの一件で天之菩卑能命のイメージが完全にチャラ男(爆)なんですけども。次の天若日子?だっけ、そっちは典型的な婿入り二代目な匂いがぷんぷん。

妄想ですよ妄想・・・。
という前置き(?)が『日本書紀』にはちょいちょい出るんですが、この「一書」が何を指すのかがいまいちわからんのです。『古事記』からの引用でならこっちにも出てるはずだけど、被る部分とそうでない部分があるから微妙。ウィキ見れば何か出てるかもしれないけども。


いつもお世話になってる講談社学術文庫の『日本書紀』とついでに『古事記』(どっちも神代収録してある上巻だけ購入)も手に入れて、ミカたん(天津甕星)の出てくる部分読んだんですが、何か時系列が謎。
出てくるのは葦原中つ国平定(『古事記』で言う国譲りの部分)の話なんですけども、中つ国(日本)の草木やその他諸々と、悪神である天津甕星も倒して、中つ国を平定した、とあるんですがその後「中つ国を平定する前に、まず天津甕星を倒さなければならない」っていう記述が出てくるんですよ。この人結局天(高天原)にいて事前に倒されたのか、それとも建御雷神と経津主が降りてきて後に倒されたのか、どっちなのかはっきりしない。本自体は現代語訳のみで原文は出てないんで、原文のほうを読めばまた何か分かるかもしれないですが。後は根本的に知識が足りなry。

ちなみにこの本で大国主神は国譲りの時「中つ国の支配権は渡すが、代わりに黄泉の国の王になる」と(意訳かもしれないけど)セリフ言ってるので、やっぱりお亡くなりになったようです。まあ黄泉の国の王になる、と言えば普通に考えてこの世と縁を切る、と言ってるようなものですからね。事代主神も海に隠れた、とあるのでこっちは恐らく入水でもしたんじゃないでしょうか。まあもうちょっと突き合わせて読み込んでみないと難しい。

あと↓の記事で間違いが。「須佐神社」じゃなくて「須賀神社」でした(爆)須佐之男命が「すがすがしい」と言ったことからこの名前になったとかならなかったとか。


・・・佐原に行きたいなぁ、来週(唐突)
誰がって大国主神が。『古事記』と『日本書紀』だと何て少名毘古那神が大国主神の元を去ったのか書いてないので、勝手にロミジュリ的な展開を想像してたんですが(爆)各風土記を見るとどうも大国主神が相当アレだったらしくて半分くらい呆れて(?)常世の国に行っちゃったらしいです。うんまあ兄弟として一緒に国作りしていこうぜ!とか言ってた相手から半殺しにされればそうなるわな・・・。彼のことをよく知るには記紀もそうだけど風土記も読んだほうがいいかもしれない。一応出雲のは買ったけど、二人の争いごととかが書いてあるのは播磨とか伊予みたいなので。現代語訳のとか出てるのかなぁ。
それに国譲りってあれ大国主神の危機管理が微妙にズレてたから起きたかもしれない。よくよく考えてみれば彼ってピンチになると誰かしらひょっこり出てきて助けてくれたもんだから、天津神が「YOKOSE」って言ってきても、また誰かが助けに来てくれるんじゃなかろうか、というぬるい考えを持ってたかもしれない。だから「息子がいいって言ったら譲ります」って言ったのかもしれない。そう考えると随分自分勝手な神様だなぁと思ったり。まあそれで彼に対する愛とか萌え(ぇ)がなくなったわけではありませんが。

いや~『葬られた王朝』がこんなに萌える本だとは思わなかった。特に筆者の訳が萌えすぎる。和歌の訳とか褒めてあげたい(何様)あんなこっぱずかしい訳普通なら書けないよ・・・。それを正直に述べた筆者もさすがと言うべき。
とにかく面白いので、興味持ったら読んでくだされ~。今なら平積みでたくさん出てます。
いや何だか出雲大社は大国主神の死と引き換えにとか、死後の世界で幅利かせてるとか(爆)そんな表現の本をちらほら立ち読みで発見したので、それじゃ国譲りって死亡フラグだったのか、と思うとか思わないとか。前後の文ちゃんと読んだわけじゃないので(何しろ立ち読みだし)もしかしたら見解が違うかもしれませんが、もしこの件で死ぬのなら、大国主神本人が天津神(建御雷神)に言ったセリフはつまり「あんたらに国譲ったら私は死にますよ・・・」とかそういうことになるわけで。隠れるっててっきり出雲の端っこに隠居しますよーという意味でとらえてましたが、もしホントにここで死んだことになるなら、個人的に新しい解釈ですわ。となると息子がおkっつたら私から言うことは何もないので、というセリフで事代主神があっさり「おk」ってゴーサイン出したのって親父が自殺するの容認したんじゃ、とか考えると、まあ・・・。
もしくはよくある「自殺に見せかけた他殺」なパターン。つまり実は建御雷神は大国主神をプギャーしちゃったけど、それじゃ一方的に日本を横取りしたことになって印象悪いから(実際あんまり変わりないと思いますが)大国主神に自分から譲ると言わせることで、ある意味正当性を確保したんじゃないかと。でもそもそも大国主神に日本をよこせと脅す正式な理由は書いてないわけで、だからこの件に関しては大部分が「天津神による一方的な支配権の主張」という見解のようです。言われてみれば確かに何で国譲りを迫ったのかは書いてなかったなぁ。
あと『まぼろしの~』では大国主神とセットで日本を作った少名毘古那神が天津神系(造化三神のうちの一柱である神産巣日神の子供)で、その神が手伝ったんなら日本は天津神のでもいいんでね?ということを正当化するために登場した的な文がありましたが、そもそも大国主神だって須佐之男命の血筋なわけで(『日本書紀』だと親子)だから大国主神だって元をたどれば天津神系に当たるんですが、まあ須佐之男命は高天原サイドから見たら天津神っていう認識じゃなかったかもですね。色々やらかしましたし。日本に土着した時点でもう国津神になったという感じでしょうか。日本土着といえば天津甕星もこの中に入るんだろうか。天津って入ってるけど高天原とは相性悪くて戦いもしたし。まあこの人は『日本書紀』にしか出てこないんですけどね。


何が言いたいかっていうと、神話って謎だらけだよね(ぇ)
  • ABOUT
しょーもない歴ヲタぶろぐ。旅行記があったり読書感想があったり。
  • カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
  • アンケート
  • フリーエリア
  • 最新CM
  • 最新記事
  • 最新TB
  • プロフィール
HN:
京洛ツナ
性別:
女性
趣味:
妄想(爆)
自己紹介:
自他共に認める(?)歴史ヲタ。平安から戦国まで。最近は古代まで拡大中。
三国志もいける。ただしつまみ食い傾向(爆)
京都大好き。奈良も好き。滋賀も好き。
いずれは京都に寝殿を構える予定。
  • バーコード
  • ブログ内検索
  • 最古記事
Copyright © 西八条にて All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]