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西八条にて
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ので絵なしです。どうしてああもバランスが悪いのか・・・。明日から特訓じゃ(ぇ)


以下うちの実頼とかの妄想。相当歪んでる。そして無駄に長くて読みづらい。

うちの実頼がやたら暴力的(?)になったのは100%師輔が原因。長男で関白にもなったけど実権はないも同然でぶっちゃけ上っ面の対応しかしない連中にかなり嫌気がさす。で、師輔から根こそぎ奪うには権力に対抗して純粋な力しかねぇと思って刀を振り回すように。
じゃあその師輔はどうかっていうと、アレです実頼のためなら何でもしちゃう人。自分に権力があるなんてかけらも思ってない。実頼が気に入らないことはしないし、望むことは何でもしてあげる。てか実頼のすることは全部正しいことだと思ってるので絶対逆らわない。実頼の敵は自分の敵。実頼に対する態度が蔑ろだと他の貴族の前でブチ切れる。仕方ないから怒られたほうは当たり障りのない対応をするけど、実頼にしてみたら情けをかけられたみたいでものすごく嫌。自分で何とかしようとしている実頼にとって、いちいちちょっかい出してくる師輔の存在は邪魔以外の何物でもない。でも師輔は実頼が自分のことを嫌いなはずがないと謎の自信を持っているのでしつこく付きまとう。
結局死ぬまでそれが続いて当然和解なんてするはずもなく、実頼は恨みを、師輔は無念を抱いてそれぞれの息子に後を任せるわけなんですが。

実頼の影響をモロに受けたのが実資。実頼は九条を目の敵にしていて和解とか無理、ありえない。あっちが下なんだから言うことは聞くな。気に入らなければ叩き潰せと毎日呪いのように実資に吹きこむわけです。公任はその姿を見てある意味異常だと思って適当に聞くふりしてやりすごす。佐理は正直そんなのどうでもいいと思ってるので完全スルー。むしろバカじゃないの、と思ってる(言うと殺されるから絶対言わない)。
実頼は実資のことを道具としか思ってない。愛情ゼロ。ひたすら基礎教養というか、そのへんのことは地獄の特訓で叩きこむけど別にできたからと言って褒めたりしない。彼にとってはできて当たり前。できないなら追い出すだけ。
実資も最初は何でこんな目に遭わないといけないんだって、わりとわめいてたけど途中から無駄だと諦めて黙って言うことを聞くようになる。父親のためじゃなくて、そうしたほうが後々自分のためになると思ったから。実頼のこと好きか嫌いかどっち、と聞かれたら「そもそも父親って何?」とか聞き返すくらい、ある意味すごい親子関係。

師輔のほうは絶対小野宮には逆らうな。小野宮以外は気にしなくていい。とにかく小野宮至上主義を延々と語っていたわけだけど、今権力があるのは自分たちのほうだから一応それっぽい返事はするけど当然そんなことをするはずがない。適当に流して終わり。小野宮は傍流っていう考え。

兼家と実資の関係はアレで実はかなりまとも。というか実資の性格に結構影響があった。兼家と会ったばかりの実資はすんごい無表情で何考えてるか分からない。声も抑揚がない。宴会でも全然笑わない。ちょっとでも気に障ることをされると手が出る。しかもそれの原因が分からないから誰も近づかなくなって、超浮いてた。
でも兼家は「そんな顔してちゃ人生損だぜ」と言ったかどうかは分からないが(ぇ)ほぼ唯一と言っていいくらいフレンドリーに実資と付き合うようになる。実頼の刷り込み効果で兼家は九条だから死んでも口利かないとか、それくらいの勢いだったけど気が付いたら話してたってオチ。そのうち「実は実資ってイイ奴なんだよ」とか兼家が言いふらし始めたので人が集まるようになる。最初は兼家が通訳みたいな感じだったけど、段々人づきあいができるようになった。あの二人はお互いを認め合うライバルみたいな、そんな感じ。

さらに道長世代になって、この頃には兼家譲り(?)の笑えない冗談も言えるようになって、未だに怖い存在ではあるけれど「平安の第六天魔王」とか面白おかしく言われるようになる。前は冗談でさえ言ってくる相手もいなかったから結構な進歩。実資が道長をイジるのは定番。

そしていよいよ能信の登場。最初は何となく、道長の子供が生まれたからって見に行ってものすごく懐かれたからちょくちょく顔を見に行く。実の父親には全然なつかないし、むしろ顔を見るとあからさまに嫌な顔をする能信でも実資が来るとすごく嬉しい。多分師輔の血が騒いだんだと思う(何)。
実資も段々能信のことが可愛くなってきて、父親ぶってみようと色々教え込む。そこで、そういや自分はこういう風にされたこと一度もなかったなーと思い返す。そんで能信が自分に懐く理由が、道長の身代わりだから、ということに気づく。道長は顔は出すけど話の内容が頼通とか彰子のことばっかりなので、能信的にはかなり不満。でも実資は自分の相手をきっちりしてくれるから好き。根底に父親に愛されたいって気持ちがあるから無意識のうちに実資を道長の代わりにする。でも能信はそのことに気が付いてない。気が付いてるのは多分実資だけ。
でも別に実資はそれでもよかった。自分も口には出さなかったけど寂しかったから。少なくともお互い好き同士なんだから、身代わりでも何でもいいから、もうおなか一杯になるまで愛情を注いで、自分に対しても愛情を注いで欲しかった。38も年下の子供にそれを求めるのは無理だから、自己満足の領域。でもそれで幸せ。

能信と教通が同時に元服した時、何気に俊賢以上にケチをつけたのは実資。官位に差をつけられたということよりも、わざわざ能信に反感を買うような真似をした道長に対しての苛立ち。何というか、実資にしてみれば能信の気持ちを知ってるくせにわざと嫌なことをしているようにしか映らなかったから。実際能信も官位に差をつけられたことで、このまま死ぬまで自分のことは見てくれないんじゃ、と思って泣きだす始末。この頃実資はもう「能信に小野宮全部あげてもいい」くらいまで好きになってたので、その後はまあ、アレですよ(何)。

二人とも相手のこと本気で好きだけど、ちょっと責任感じてる部分もある。実資は弱みに付け込んで結ばれちゃったと思ってないわけではない。しかも38とか年齢差が異常。同性だし。だからものすごく健康に気を使ってる。一日でも長く能信と一緒にいるため。少しでも彼に残してやるものを増やすため。ついでに外見も若く見えるように裏でコソコソしてる。能信は別に実資であればどんな見た目でも構わないけど、自分のために努力してくれてるってわかったから言わなくなった。能信も自分じゃちょっと実資の相手としては釣り合わないかな、と思ってる節がある。でもポイされたら生きていけない。実資も一緒。だから相手の嫌がることはしないけど、うわべだけの付き合いもしない。それは相手が嫌がるから。はたから見ればバカップルに見えるけど、多分実際は恋人とか、そういう関係とは次元が違うかもしれない。
とりあえず本人たちは幸せだから、今のままでいいと思ってる。



・・・・以上面白くない妄想でした。いっそ畳んでおけばよかった(今更)
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