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西八条にて
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いや何だか出雲大社は大国主神の死と引き換えにとか、死後の世界で幅利かせてるとか(爆)そんな表現の本をちらほら立ち読みで発見したので、それじゃ国譲りって死亡フラグだったのか、と思うとか思わないとか。前後の文ちゃんと読んだわけじゃないので(何しろ立ち読みだし)もしかしたら見解が違うかもしれませんが、もしこの件で死ぬのなら、大国主神本人が天津神(建御雷神)に言ったセリフはつまり「あんたらに国譲ったら私は死にますよ・・・」とかそういうことになるわけで。隠れるっててっきり出雲の端っこに隠居しますよーという意味でとらえてましたが、もしホントにここで死んだことになるなら、個人的に新しい解釈ですわ。となると息子がおkっつたら私から言うことは何もないので、というセリフで事代主神があっさり「おk」ってゴーサイン出したのって親父が自殺するの容認したんじゃ、とか考えると、まあ・・・。
もしくはよくある「自殺に見せかけた他殺」なパターン。つまり実は建御雷神は大国主神をプギャーしちゃったけど、それじゃ一方的に日本を横取りしたことになって印象悪いから(実際あんまり変わりないと思いますが)大国主神に自分から譲ると言わせることで、ある意味正当性を確保したんじゃないかと。でもそもそも大国主神に日本をよこせと脅す正式な理由は書いてないわけで、だからこの件に関しては大部分が「天津神による一方的な支配権の主張」という見解のようです。言われてみれば確かに何で国譲りを迫ったのかは書いてなかったなぁ。
あと『まぼろしの~』では大国主神とセットで日本を作った少名毘古那神が天津神系(造化三神のうちの一柱である神産巣日神の子供)で、その神が手伝ったんなら日本は天津神のでもいいんでね?ということを正当化するために登場した的な文がありましたが、そもそも大国主神だって須佐之男命の血筋なわけで(『日本書紀』だと親子)だから大国主神だって元をたどれば天津神系に当たるんですが、まあ須佐之男命は高天原サイドから見たら天津神っていう認識じゃなかったかもですね。色々やらかしましたし。日本に土着した時点でもう国津神になったという感じでしょうか。日本土着といえば天津甕星もこの中に入るんだろうか。天津って入ってるけど高天原とは相性悪くて戦いもしたし。まあこの人は『日本書紀』にしか出てこないんですけどね。


何が言いたいかっていうと、神話って謎だらけだよね(ぇ)
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