『物部氏の伝承』読み終わりましたけども、最後までサッパリ分かりませんでした(爆)ていうかあれ物部あんまり出てこないというか、出てくる人物が大抵「架空潤色されてる」という認識らしいので(著者が)、じゃあこれ論じる意味あるんか、という素朴な疑問が出てきました。守屋とかもそもそもそういう風に名乗った人物はいないって言ってましたし。だったら元になる人物は一体・・・。というかそれを言うならそれこそ元の人物の説明をきちんとしてほしいところだけど、何かその辺はうやむやというか、はっきりしないっていう。
あとは、最初言った通り物部って言ってるわりにそんなに出てくる印象なかったです。石上氏とか布留氏とか、そのへんの説明のほうが大部分だった気がします。まあ全く関係ないってわけでもないんですが。そしてやっぱり朝鮮語のくだりがどうにも・・・。↑で言った出てくる人物が~っていうのは、その人物の名前を朝鮮語読みすると普通名詞になるのばっかりで固有の名前じゃないから、実在の人物じゃないっていう説明なんですけども、じゃあ他の神名人物名地名も、朝鮮語読みすると今までと解釈が違うのか?という疑問も出てきます。雷神雷神言ってた建御雷神とか、朝鮮語読みするとどうなるんだろう。あと微妙に名前が似てる建御名方神とか、出雲のボス大国主神とか。まあその結果で著者が言ってる部分で多少なりとも矛盾があれば、言ってること全部がアーッ!ということになるんですが、そのへんどうなんでしょう。私は朝鮮語とか全然知らないし、そもそも今の朝鮮語の発音表記にそのままあてはめていいものかっていうのもありますし。この部分は朝鮮語の説明が多かったので、ぶっちゃけ「なんのこっちゃ」で内容なんて全く入ってこなかっry
あと「山棲みの民」って出てきたけど、それって何をメインにやってる人なのかが説明省かれた感じなので、良く分かりませんでした。農業がメインじゃないのか?話の流れとしては鍛冶やってて他にそういう銅とか鉄の加工で利益出して、それが布留氏の財源に~みたいなことらしいですが。この辺は「別の本に書いてあるから読んでね!」って言われても(滝汗)当時の日本にいた人たちの構成要素もよくわからんかったし。渡来人系?それともその土地にもともといた人たち?水に近いところに住んでるのか山や森に近いところに住んでるのか。それでも大分違うと思うんですけどね、素人的には。北方系とか南方系とか、具体的にどこから来た人たちなのか。
余談ですけどこの人やたら--←この間に註釈みたいなのを入れるパターンが、ひっじょーに多いです。何か逆に見辛いです。むしろそんな風にやるくらいなら入れないでください。もしくは本文に上手くねじりこんでください。ここで言ってもしょうがないけどね!
【結論】結局何が何だかわからなかったよパトラッシュ
何か「日本書紀観をぶっ壊す」みたいな大層なこと言ってたけど、ぶっちゃけ名前の読み方変えただけだよね。そんな根底からぶち壊すまでには言ってない気がするんだけどなぁ。そもそも日本書紀観って、何?そして古事記は関係ないのか。物部だから関係ないのかなぁ。あの二つ神代時代のとこしか興味ないから両方ともその部分しか持ってないんだよねテヘペロ(何)そういや古事記には出てこないけど書紀に出てくる「天香々背男」っていうのがいるんだけど、この著者曰く天は海(アマ)つまり南方系種族という意味で、香々はカガって発音するから、これは「高」とか「鹿」とかと同じ「カゴ」とも読める。で、これは「銅」を意味するようなので、じゃあこいつもそういう銅剣鋳造関係のやつなのかな?とも思ったり。それも南方系。書紀の内容だ「葦原平定はとりあえずコイツをシメてからにしようぜ」って建御雷神と経津主神のダブル軍神が言ってるくらいだから、多分相当アレな戦闘力を持ってたと思われ。きっとスカウターがパーンする程度には←
まあタケミーもフツヌーも両方天津神だし、ミカたん(香々背男の別名が天津甕星)も頭に天って付くから、南方系種族の内部権力闘争みたいなのが元になってたりするんですかね。あくまでこの人の考え方で言うなら、ですけども。てかそれだと天津神って全員南方系なのか?アロハシャツ着た天照大神(違)
何か個人的に古代史の本って内容あんまり分かんないの多いなぁ。専門知識ほとんどないってのもありますが。あと傾向として現在ある定説にやたら攻撃的、自分がそっち方面暗い、という面がチラチラします。後者に対してはそんなこといちいち書かなくても、って毎回思ってますが。ページもったない。きっと書いてる本人はきちんとやってるつもりでも、読んでみると説明がくどい部分と、説明してほしいぶぶんが川の流れのごとく綺麗にない部分と、そのへんのムラがかなりあると思いました。まあ同業の人向けみたいなモンだから、その部分に関してケチをつけるのは筋違いかなーと思いますけど、一応普通の書店に並ぶようになるなら、もうちょっと分かりやすくならないかなと。校訂作業とかも当然あるでしょうし。
まあそんな感じです。長いですね。びっくりです。ただの本の感想なんで、すっ飛ばしても全然モーマンタイ。
なら頭に書けよ、って話ですが(今更)
あとは、最初言った通り物部って言ってるわりにそんなに出てくる印象なかったです。石上氏とか布留氏とか、そのへんの説明のほうが大部分だった気がします。まあ全く関係ないってわけでもないんですが。そしてやっぱり朝鮮語のくだりがどうにも・・・。↑で言った出てくる人物が~っていうのは、その人物の名前を朝鮮語読みすると普通名詞になるのばっかりで固有の名前じゃないから、実在の人物じゃないっていう説明なんですけども、じゃあ他の神名人物名地名も、朝鮮語読みすると今までと解釈が違うのか?という疑問も出てきます。雷神雷神言ってた建御雷神とか、朝鮮語読みするとどうなるんだろう。あと微妙に名前が似てる建御名方神とか、出雲のボス大国主神とか。まあその結果で著者が言ってる部分で多少なりとも矛盾があれば、言ってること全部がアーッ!ということになるんですが、そのへんどうなんでしょう。私は朝鮮語とか全然知らないし、そもそも今の朝鮮語の発音表記にそのままあてはめていいものかっていうのもありますし。この部分は朝鮮語の説明が多かったので、ぶっちゃけ「なんのこっちゃ」で内容なんて全く入ってこなかっry
あと「山棲みの民」って出てきたけど、それって何をメインにやってる人なのかが説明省かれた感じなので、良く分かりませんでした。農業がメインじゃないのか?話の流れとしては鍛冶やってて他にそういう銅とか鉄の加工で利益出して、それが布留氏の財源に~みたいなことらしいですが。この辺は「別の本に書いてあるから読んでね!」って言われても(滝汗)当時の日本にいた人たちの構成要素もよくわからんかったし。渡来人系?それともその土地にもともといた人たち?水に近いところに住んでるのか山や森に近いところに住んでるのか。それでも大分違うと思うんですけどね、素人的には。北方系とか南方系とか、具体的にどこから来た人たちなのか。
余談ですけどこの人やたら--←この間に註釈みたいなのを入れるパターンが、ひっじょーに多いです。何か逆に見辛いです。むしろそんな風にやるくらいなら入れないでください。もしくは本文に上手くねじりこんでください。ここで言ってもしょうがないけどね!
【結論】結局何が何だかわからなかったよパトラッシュ
何か「日本書紀観をぶっ壊す」みたいな大層なこと言ってたけど、ぶっちゃけ
まあタケミーもフツヌーも両方天津神だし、ミカたん(香々背男の別名が天津甕星)も頭に天って付くから、南方系種族の内部権力闘争みたいなのが元になってたりするんですかね。あくまでこの人の考え方で言うなら、ですけども。てかそれだと天津神って全員南方系なのか?アロハシャツ着た天照大神(違)
何か個人的に古代史の本って内容あんまり分かんないの多いなぁ。専門知識ほとんどないってのもありますが。あと傾向として現在ある定説にやたら攻撃的、自分がそっち方面暗い、という面がチラチラします。後者に対してはそんなこといちいち書かなくても、って毎回思ってますが。ページもったない。きっと書いてる本人はきちんとやってるつもりでも、読んでみると説明がくどい部分と、説明してほしいぶぶんが川の流れのごとく綺麗にない部分と、そのへんのムラがかなりあると思いました。まあ同業の人向けみたいなモンだから、その部分に関してケチをつけるのは筋違いかなーと思いますけど、一応普通の書店に並ぶようになるなら、もうちょっと分かりやすくならないかなと。校訂作業とかも当然あるでしょうし。
まあそんな感じです。長いですね。びっくりです。ただの本の感想なんで、すっ飛ばしても全然モーマンタイ。
なら頭に書けよ、って話ですが(今更)
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