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西八条にて
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似たような本を既に持っているのに、同じような本を買ってしまった件。

元々持ってた本→『カラー版徹底図解 古事記・日本書紀』
今日買った本→『カラー&図解ですぐわかる 神話の舞台を旅する 古事記と日本書紀』

いや入鹿のけだるい感じの表情がたまらなかっry。
今日買ったのは神代から飛鳥奈良くらいまで入ってますが、元々持ってた本はその手前くらいで終わってます(飛鳥奈良編は別の本)ちなみにオオクニヌシはおじさんでした←この人は美青年がいい(爆)
つかこの本のヤマトタケルはまさしく悲劇の英雄という感じの絵です。ツネチャマより似合ってるよ(何様)何気に古事記関係の観光スポットがちょこっとまとまってました。あとそこから分かれてさらに出雲編とか畿内編とか。畿内は夏に行くとして、まじで出雲行きたいハァハァ(落ち着け)
しかし出雲、というか島根って東西に長いので(300キロとかあるらしい)行く場所はそんなに多くないんですが、いかんせん距離が離れているので2泊3日とかじゃせいぜい出雲大社とかその周辺で終わりそうです。色々行きたいんだー。以下とりあえず行きたい所。

出雲大社(言うまでもなく大国主神のお膝元)
稲佐の浜(国譲りの時建御雷神が来た場所兼大国主神が隠れた場所ともされる海岸)
斐伊川(八岐大蛇のモデルと言われる)
神魂神社(高天原との連絡を3年もすっぽかした天之菩卑能命が創建したという神社)
八重垣神社(須佐之男命と櫛名田比売が祭神。縁結び神社)
出雲国庁跡(そのまんま)
神庭荒神谷遺跡(日本最多の銅剣が出土した遺跡)
美保神社(大国主神の子供その一である事代主神が祭神)
白兎海岸(因幡の白ウサギの舞台。何か遠い)
白兎神社(その因幡の白ウサギが祀られている)
加茂岩倉遺跡(荒神谷遺跡からちょっと離れた場所にある。銅鐸)
揖夜神社(『古事記』で黄泉国への入り口とされる場所)
猪目洞窟(『出雲国風土記』で黄泉国の入り口とされる場所)
須佐神社(名前のとおり須佐之男命が祀られている)
その他博物館など


多い、多いよ。これでも山とかは抜いた。本当は行きたいけど。大国主神の琴があるとか言われると行きたいけど本見るとタクシーで90分。確か出雲大社に行くのにもJRじゃなくて私鉄じゃなかったっけ。宍道湖挟んで東西と南にエリアが分かれてる感じです。2泊ずつしても6日だからやっぱり1週間はかかる計算に。
とりあえず香取神宮と鹿島神宮に行きたい。鹿島は父親の実家が茨城なので通過はしますが行ったことはないという。ちなみにこの先に「大甕」(ナビだと「大みか」)という地名があって駅の名前にもなってるんですが、昔何かの本でここは天津甕星(書記だと天之香々背男)を祀ってた土着の人たちがいたらしくて、それが由来だとかなんとかって読んだことがあります。すぐ下の鹿島神宮の祭神が建御雷神なのを考えると征服したっていう意味なんでしょうね。そう考えると結構身近に神様とかいるもんだなぁと思ったり。
お盆の時行けないだろうか・・・。
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『葬られた王国』読み終わりました。何という自分得。しかも藤原(不比等)まで網羅されてるとは。久しぶりにニヤニヤしながら読みました。今まで読んだ出雲関係の本って、何気に大国主神とか須佐之男命についての記述は簡単なのが多かったですが、これはいっぱい出てたのでウマーでした。特に大国主神のページの多さ。少名毘古那神との絡み(?)もここまで詳しく書いてあるのはこれくらいな気がします。中身の写真もフルカラーだけどお値段はとってもお手頃。2500円でお釣りがきます。
ちなみにこの本の内容じゃなくて、表記についてですが個人的に神様の名前はカタカナよりも漢字で書いてあるほうが読みやすいと思いました。カタカナだとどうにも読みにくいです。スサノオとか短いのだったらいいんですけどね。
ブクログに読んだ本どんどん上げていくので、気になったら是非お手に~。次はツクヨミ本だぜ。


以下メールの返信です。
『小右記』の注釈書を出した神書店(1000P越えで諭吉2人と一葉1人が飛ぶ)である八木書店のさらなる攻撃。(ぇ)


『新撰年中行事』
新出史料!
三蹟の一人として有名で藤原道長と同時代を生きた藤原行成が1000年前に著した幻の書を翻刻・初公開
 

BA・KA・YA・RO・U!!!!(今月2回目)
ちなみにお値段は諭吉一人で発売が7月31日。
ちょ、これ欲しいんですが、↑のと合わせたら3万越えるんですが。公卿補任加えたら4万越えるんですが。でもこういうのって在庫切れすると再販する可能性がかなり低い気がする(ただでさえマニアックなんだから)
シリーズ本じゃないから、しばらくしたら古本屋に出るかもしれないけど、やっぱ新品が欲しいなぁ。

『御堂関白記』は古本屋で買いましたけどね(爆)
↑の『菅原道真』が欲しくで5件ほど本屋を回ったんですが、人物叢書が全く置いてませんでした。唯一1つの書店だけ人物叢書をまとめて置いてあったんですが、それ以外は皆無という・・・。そんなにマイナーなのか、これ。少なくとも歴史お勉強するにはどれかしらを読むと思うんだけど。その人の生まれてから死ぬまでの話だから。これがないって私的にはジャン○がどの本屋に行ってもない、と同じ感覚なんですけどね。仕方ないので明日八重洲ブックセンターに行ってきます。

でもね、でもね、最後に寄った本屋で1冊衝動買いしました。


『炎帝 花山』


BA・KA・YA・RO・U!!
何となくパッと開いたページに「伊周と隆家は殺さなければならない。これは復讐ではなく乗り越えるためである」みたいな文章があったんでもう買うしかないだろう。あと義懐が出てました。この人行成の祖父でしたっけ(激しくうろ覚え)。お父ちゃんはまさしく美人薄命と言う言葉が合いそうな。
とりあえず先に出雲本を・・・。

『天照大御神は卑弥呼である』を読み終わりました。以下感想

・何かいきなり置いて行かれた(爆)
・地図とか表とか多いのであっちこっち見ないと分からない部分が多い
・というか、提示されたデータが頭の中できちんと整理できてないと、いまいち内容が伝わらない
・説明する順番がちょっと違うかも
・地名については「ああそうかも」って思えることが多かったのでおk。ただし地図がないと分かりにくいところも

まあこんなところですわ。卑弥呼が誰か、についてはメジャーな「神功皇后説」「倭姫説」「ヤマトトトソモモソヒメ説(漢字が面倒だっt)」の3つを「あーでもないこーでもない」と否定した直後にいきなり天照大御神が降臨する。その後の説明は著者じゃなくて昔の人の意見の引用で、やっと卑弥呼=天照大御神にした理由の説明があると思いきや、天皇の寿命の話に入る。そこでは天皇の寿命と在位年数の計算とかやってますが正直半分も頭に入ってない(いやまじで)その後は地名の話に入って何だか微妙にふわふわした感じで、どうやって決着するんだろうと思ってたら「おわりに」を読めば全て解決しました。
要するに「天皇の寿命と在位年数の平均を出したら大体これくらいで、歴史上存在がはっきりしている天皇からこの平均年数で歴代の天皇をたどっていくと、最終的にブチあたるのが皇室祖神の天照大御神であり、この時代がまさに卑弥呼の時代である。『魏志倭人伝』に書いてある記述も日本神話のこの部分に相当するから、やっぱり卑弥呼だよね」ということらしい。
なので卑弥呼のくだりはこっちを先に示してから天皇の寿命云々の話に繋げたほうが、分かりやすかったと思います。片手でメモ取りながらでもしないと厳しい。そして多分パンピー向けではない。
あと参考文献なるものが後ろにくっついてなかった(著者本人が今までに書いた本の紹介だけ。まあこの本自体今までのまとめ的なものだから、仕方ないんだろうけど)

ついでに言うと、古代史(というか邪馬台国とか日本神話の話)って他の学説を取りあえず叩いておかないといけないんだろうか、って気分になります(批判じゃなくて)。途中からそっちメインで、脱線するんじゃないかとヒヤヒヤしました。大きなお世話ですが。
そんなわけで星を付けるとしたら3つ。地名のが良かった~。ただし邪馬台国の場所は地図見ながらでないとかなり分からないと思う。
読み終わったので、いよいよ『葬られた王国~古代出雲の謎を解く~』が読めますハァハァ。前の『まぼろしの~』がものすごく中途半端な大国主神の説明で終わったので、期待大。何しろページの約半分が須佐之男命と大国主神のページ。ありがとうこれを待ってた(何)これも終わったら名前は出たけど何したのこの人?代表(失礼)ツクヨミ本を読むんだ。評判は微妙らしいけども。

次邪馬台国の本読むとしたら、近畿説のですな。読み比べて重箱の隅をつつくようなネタを指摘するのですよ。沖縄説とかの内容もあったけど、今まで読んだ本だと山陰九州地方のが多いかな。大和説の人の最大のよりどころって、多分最近出てきたデカイ宮城跡(箸墓古墳だっけ?)なんだろうけど、そのへんをどう納得できるように説明するか。額面通り受け取るか、裏から見るか、でも大分違うだろうけど。

『まぼろしの出雲王国』読み終わりましたー。副題が大国主神の信の姿に迫るみたいな文でしたが何か違った(爆)いや全く出てきてないわけではないのですよ。ただ基本的にこの人(?)が話に出てくるのは神話の説明してる時くらいで、あとは別にいるようないないような。まあ出雲王国だしねーと思ったりもしましたがそれよりもこの人邪馬台国近畿説が嫌いなんじゃなかろーかというくらい否定しまくり。別に邪馬台国がどこから出ようが関係ない的なことを言っている割に各章でダメ出ししまくり。そのへんは華麗にスルーして大国主神にスポットを当てて欲しかったなぁ。てっきり大昔の出雲にものすごい権力が強い人間がいて、その人が大国主神のモデルになったんだみたいな話なのかなと思ってましたが、そんなことは全然なかった。んー、参考文献アタックですかね。
しかし古代史とかっていつの間にか話が邪馬台国なり卑弥呼なりに行くもんなんでしょうか。デカイ国だし説明は必要だと思うけど、何だか必要以上に首突っ込んでる感がします。所詮トーシローの言うことですが。

さて次に読む予定の本はこれまた古代史の『真説 邪馬台国 天照大御神は卑弥呼である』です。帯にデカデカと「畿内説を打ち負かす」と出てるので、また結構なアグレッシブな中身を予想してます。
ちなみに個人的なことを言えば邪馬台国は九州かそこらにあったんじゃねーかなぁ、と思ってます。大和地方が本格的に始動するのって、やっぱ律令制度が始まってからだと思ってるので。平城京とかが大陸の文化を受け入れて当時有数の国際都市だったって言われてるくらいだから、じゃあ目の前が大陸の九州は、これよりも前に国際都市になってた可能性がなきにしもあらず、のような。今でも天気いいと島とか見えるし、飛行機とかでも2時間かそこらあれば行けますからね。アユタヤとかそういう感じだったんじゃないかなー。大陸の人が自分たちの住んでた場所の再現とかしたりして。九州説なら有力な候補地はやっぱり吉野ヶ里?神話絡みで言えば高千穂も卑弥呼=天照大御神ならありなんだろうか。

とりあえず出雲行きたい。出雲大社。
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