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西八条にて
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サブタイは「はるかなる古代、出雲は近江だった」です。


単刀直入に言うととんだ地雷本でした(爆死)


まだ半分までしか終わってないんですが、序盤から何を言っているのかry

とりあえずこの人は「物部は悪い奴だ(キリッ」と言いたいらしい。ヤマタノオロチ=ヤソノチマタ(交通の要所らしい)=三輪山(ヤソノチマタがあるのがここっぽい)=ヘビ=ムカデ=化物=妖怪=モノノケ=モノノベ(物部)とかいう超数式とかも出てきて何を言っているのかry
物部がたくさんの同族がいたことから「八十物部」と言われているらしく、まあだから「ヤソ」だろということらしい。それにしても色々強引すぎ感があるし、「八十」は「物部」の枕詞になったって書いてあるけど、表記は確かに「物部」だけど読みは「もののふ」らしい。他に宇治川の枕詞でもあるっぽいです。
あと本拠地が三輪山ってなってるけど、普通言われてる物部の本拠地は河内(大阪)なわけで、じゃあ何で三輪山なのかっつーと、↑のオロチのすみかが三輪山で、オロチは物部のことだから、ということらしい。ちなみにその三輪山にある大神神社は特にそんなことは言ってないようで、つまり根拠が特にない模様。まあこれに関しては梅原てんてーも同じこと言ってるようなんで、あとで『葬られた王国』を読んでみます。多分そのへんの話も出てると思うので。


何より驚いたのがこの人全く専門外だったという点。科学ジャーナリストらしい。他にもいくつか著書の紹介あったけど日本史のは一つもなし。それなのにこれ邪馬台国がどことか卑弥呼が誰とか挙句欠史八代とか専門家ですら未だ決着していない問題によく手を出したなと。無謀にも程がある。なお三代天皇「安寧天皇」はこの人いわく「大国主」で、前代(つまり二代目天皇)の「綏靖天皇」はその大国主の父親。さらに言うと大国主の嫁の一人である「八上姫」は父親が「少彦名(大国主と一緒に国づくりをしたと言われる神)」で、コイツが「因幡の白ウサギ」、さらにさらになんと大国主の姉はあの卑弥呼でその後継者になった台与(この本ではこういう表記だけど、未だに表記読みともにはっきりしてないらしい。「とよ」と読んでる)は八上姫と大国主の娘で、つまり卑弥呼と台与は伯母と姪の関係っていうカオス仕様。本人は「トンデモと言われてしまうかもしれないがそうでもなくね?」みたいな妙な自信があるような風だったけど、私にはどうみてもトンデモとしかry

あとは「ヘソ」と「マガリ」という場所があって、これが近江(滋賀県)の東側?のことで伊勢遺跡とか下鈎(しもまがり)遺跡とかがった場所が邪馬台国みたいな書き方をしている。ちなみにその場所は『日本書紀』の記述によって神武によって「秋津州(あきつしま)」と呼ばれ、その前にニギハヤヒ(物部の祖とされる)によって「虚空見つ日本の国(そらみつやまとのくに)」と呼ばれ、さらにその前にオオナムチ(大国主)によって「玉牆の内つ国(たまがきのうちつくに)」と呼ばれ、さらにさらにその前にはイザナギによって「浦安の国」「細戈の千足る国(くわしほこのちだるくに)」「磯輪上の秀真国(しわかみのほつまくに)」と呼ばれていたって書いてあります。後者の3つは3つの国って主張。書き下し文とか本分引用とかではないです。手元にある講談社学術文庫の『日本書紀 上』でその部分を見てみると

  「なんと素晴らしい国を得たことだ。狭い国ではあるけれども、蜻蛉(あきつ)がトナメして(交尾して)い  るように、山々が連なり囲んでいる国だなぁ」と。これによって初めて秋津州(あきつしま)の名ができ   た。

とあります。ここまではいいです。問題は次から。

  昔、イザナギ(変換がめんどくさry)がこの国を名づけて、「日本(やまと)は心安らぐ国、良い武器が沢  山ある国、勝れていて良く整った国」といわれた。

  また大己貴大神(おおあなむちのおおかみ)は名づけて「玉牆の内つ国(美しい垣のような山に囲まれ  た国)」といわれた。

  ニギハヤヒ(変換がry)は、天の磐船に乗って大空を飛び廻り、この国を見てお降りになったので、名   づけて「空見つ日本の国(大空から眺めて、よい国だと選ばれた日本の国)」という。


これは原文ではなく現代語訳の本なのできちんと比較はできませんが、この記述だけ見れば「名付けた順序は特に明示されていない」というのが一点。著者は国の名前を付けたのがイザナギ→オオナムチ→ニギハヤヒ→神武という順番という体で話を進めてますが、この現代誤訳を見る限り誰がいつそう名付けたかは書いてないです。単に「各々が見た感想をそのまま国名として読んでみた」とも取れるし、イザナギがつけた3つの名称は3つの国じゃなくて普通に日本の特徴を3つ上げただけなんじゃ・・・。分かりやすく(?)言うと「水がうまくて空気も爽やかで自然も豊富」みたいな、そんな感じ。「水がうまい国」と「空気が爽やかな国」と「自然が豊富な国」と言っているわけではない。大体「日本は心安らぐ武器が沢山ある勝れていて良く整った国」ってフツーに読める。まさか原文はそのまま●●の国って書いてあるから3つの国のことだ!とか思ったわけじゃない、よね・・・?何か「実在する」とか言い出してたけど、そもそもこれらの名称は実在するもなにも日本(本州)のことであって、特定の地域の、それこそどっかの国のことを指しているわけではないと思うんだが、どうなんですかね。今度図書館に(あったら)国史大系見てきます。


あとは・・・他にも言いたいことというか突っ込みどころはあります。むしろ突っ込みどころしかない。これだけ誰誰がこの名前で~とか当てはめてるくせにそもそも系図が一つもないとか、説明する気ないんじゃね?と思うし、『日本書紀』は物部ひいきの天武が~っつてるけど、天武が物部ひいきする理由って何よ?という点は何も言ってないし、何かやたら「ヘソマガリ神話(近江での出来事を指しているっぽい)は出雲神話に【方違え】されて~」みたいな謎の使い方をするし。この人「方違え」を誘導というかミスリード(間違った方法に導くこと)みたいな使い方してるけど、陰陽道で悪い方角を避けるのを「方違え」というのであって、ぶっちゃけ完全に誤用としか。痛い中二病を見ているようだ。
一番衝撃だったのはこれだけのネタを満載しておきながら参考文献一覧がないこと。この人何見てコレ書いたの?本文で出てくるのがほぼ『古事記』と『日本書紀』だけで、一回だけ『先代旧事本紀』が一瞬出てきただけという。オロチ関連とかそういういわゆる「出雲神話」と呼ばれているものは↑のごとく近江でのことだからといういうのは一万歩譲るとしても『出雲国風土記』に全く触れないのはどういうことなの。風土記にはこう書いてあるけど~っていうのが一切ない。この人に言わせると風土記の話は全部デタラメってことなんですかね。出雲の話が近江のことっつーなら、オロチ前後の話も近江でのことなの?っていう疑問が出るし、前後の話は現地(出雲)だけどオロチの話はやっぱり近江が舞台っつーなら、じゃあその部分だけ場所が違うのは何でなのよ?という疑問も出てくるわけで。オオクニヌシ周りでも、八上姫はやたら出てくるものの正妻ポジのスセリはほぼスルー。息子もアジナントカ(酷)のみを挙げて、そいつよりもよほどネームバリューがあるタケミナカタとコトシロヌシは完全スルー。特にタケミをガチスルーする理由はなんなんですかね。もう何が何だかわからないよパトラッシュ(違)



とにかく説明不足というか、説明する気全然ないよねとしか言いようがないです。多分本人の頭の中では壮大なことになったるんでしょうけど、聞いた方は「はあ?」とならざるを得ないような。端々に「これは大発見だ!」みたいなドヤ宣言があるけれど、その後に「机上の空論では無理」とか「もっと物部を調べる必要がある」とか、この人マジ何を使って書いたんだこれ、っていう。地名から色々想像するってのはよくあるけど、それにしたって地図見ただけでさもそれが「隠された真実(ドドドヤァ」みたいな風に書かれるのはちょっと稚拙すぎやしませんか。それとも私の読解力がアレなんでしょうか。少なくとも私は半分読んだ時点でも未だに何をおっしゃっておるのやら状態です。ぶっちゃけこの時代って証拠らしい証拠もロクにないので「こじつけでも納得できる説明」であれば「そういう見方もあるのか」って思えるんですが、この本はそのこじつけすらまともになってないというか、もう著者が言いたいこと言ってるだけ。「酒の席でこの話をすると大体嫌な顔をされる」って自虐ぽく書いてあるけど、確かにこんなわけのわからんことを酔っぱらいから聞くのは苦痛です(バッサリ)そもそもタイトルと内容が不一致な気がする。物部なんか途中で出てきたしな。どこからが実在?の人物なのかもはっきりしてないし、そもそも人なのか神なのかが分からない(大国主とか)

とにかく物書きでもない素人に現代語訳の本持ってこられて「これおかしくね?」とか突っ込みされるようじゃチョロ甘です。とはいえ↑の部分はかなりはしょっていることもあり正確ではないかもしれないので気になる人は自分の目でチェックしてみてください。図書館にあれば借りる方向で。
あとこれから本を買う時は必ず参考文献の有無を確認します・・・。参考文献出さない本って基本的に半分くらい信用ないようなモンなので(小説とかは別だけど。でも本屋大賞取った『村上海賊の娘』は参考文献めっちゃあって逆にびびった)。しかしあと半分が長いな、ふぅ・・・。
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ブルーレイ1巻が9日に発売なんですが、これ元々は3月12日発売だったんですよ。パッケージの不具合で今日になったわけですが。

何が言いたいかって、元の発売日であれば消費税5%で買えたものが、4月にずれこんだせいで8%で買わなきゃいけないってのが非常に理不尽かつ解せぬ。向こうのミスで半月くらいずれ込んだのに問答無用で「8%で買ってください」ってのはな・・・元々2巻はこの日発売で、つまり1巻と2巻は同時発売ってことになるんですが・・・。2巻はともかく1巻の件は苦情がとんでもおかしくないレベル。というか多分行ってる気がする。この消費税が変わるタイミングで延期は正直アカンだろー。本来買えたはずの価格より1円でも高くなればそりゃ「えー」っていうのは当然の反応なわけだし。一応公式でその説明はあったけど、あくまで「延期」に対するもので税率で価格が変わりますとかそういうのは一切なかったのがちょっと誠意に欠けるというか。あくまで個人的に、ですけども。


アニメ自体も作画とか声優はよかったと思うけど、まさかのスピード終了で「え?」ってなりました。というか最近のアニメは1年やらないですよね。長くて半年。3か月とかザラ。こういうこと言うのはアレですが、そんなに短い期間でしかやらないならいっそアニメ化なんかしなくてもいいよと思う。鬼灯みたいな1話完結型でも相当はしょってたのに普通にストーリーあるやつなんかそれこそ唐突に終わった感が強い。しかもそこからの「第二期制作決定」とかの一連の流れがあざとい。だったら最初からやっとけ、みたいな。コレがやるかどうかは分からないけど。まあDVDの巻数と収録話数で全何話なのかが分かるし、逆に分かるから期間が短いと買う気が起きなくなります。現に鬼灯がそうだったし。1巻しか予約してないしその後買うつもりもないです。だからこそ余計に増税分がですねry

東京レイヴンズは半年くらいだったけど、あれはまあ期間のわりには良かったと思います。前半はよくある学園ラブコメぽくてあんまり面白くなかっry後半は面白かった。というかあれほどオッサンキャラが輝いてたアニメってそんなにないぞ。術比べのも面白かったです。てかあのアニメさりげなくスタッフロールで呪術考証なるポジがあって軽く戦いた。その辺は割とガチだったのかwwwwと。あと後半になるほど真言連発で(それ以外もあるけど)噛まずにスラスラ言えててびっくり。まあそれが仕事といえばそうなんだけど、それでも本業(坊さん)でもないのに頑張りすぎwwwwとは思いました。東レ(某会社ではない)はDVDとか全くノータッチだったんですが、後半の盛り上がりを見たら予約しときゃよかったなーとちょっぴり後悔しとります。木暮さんの烏式神がクッソ可愛くてですね。何だあの生き物俺にもくれ。あと木暮さんアニメだとGEのタツミにしか見えないよ。鏡はいいヒール役。あいつはいい仕事をした。蜘蛛丸と夜叉丸はもう中の人が諏訪部/櫻井という鉄壁で非常にあざとかったです本当にありがとうございました(ニコッ 蜘蛛さんは登場した時はダンボールが似合うホームレスぽかったのに。再登場したらヒゲがなくなったイケメンに若返ってました。夜叉もイケメン。個人的にはヒゲがあってもよかったのよ?というわけで宮地さんは私がもらっておきますね(唐突)中の人的にアレは炎ポケモン総動員させたんじゃないですかね。角行鬼もシブメン。大友先生もいいと思いますあの人20代らしいけど。

その大友先生が道満(芦屋の人)とドンパチやってる時に「北海の神、名は~」とかって言ってて、どっかで聞いたことあると思ったら陰陽座の歌詞がそのままで(しかもその曲名は「陰陽師」)あの歌詞ガチの詠唱だったのか・・・と。どっか探せば出てくるんだろうか。あと古事記に出てきた古い呪術らしきものもあって、それは本当に古事記に出てるのか、あるいは作者の創作なのか。気になります。そういや呪術大系みたいな本があったかもしれないので、そういうのにならもしかしたら出てるかもわからんですね。気が向いたら探してみます。


今読んでる本のツッコミは後日にでも。
という設定。蘇我(というか蝦夷に)色々盛りすぎてキャラが若干迷子。ヤンデレなのは変わらないけど(基本デレるのは身内と皇極くらい)入鹿も皇極には素直というか彼女の命令は絶対。それ以外はシラネ状態。馬子と稲目はわりとフツー。

蝦夷はなんかされたら倍返しどころではない仕返しをするけど、末代まで絶対許さないとかそこまでではない。基本当事者のみに100倍返しくらい。石川麻呂とか爆発しろと思っても、その縦と横の繋がりには興味がないというか、どうでもいい。ただ常に死んだ魚のような目をしているので()じーっと見つめられるだけで「俺この人に殺される」と思われてしまうとか。会話というか「否」とか「是」とか、単語でしか返ってこないから会話がマジで成立しない。実はこれで超人見知りとかだったら可愛いと思う。


そしてタイトルのわりに全く触れなかった物部。蘇我はピンでそれなりに本出てるけど、物部って蘇我とセットで出てくることのほうが多い気がする(仏教絡みの話題で)。ネタ補完のために物部ソロ本とか出てないのかな。ありそうだけど。
一応作り付けでデッカイ本棚はあるものの、漫画と歴史本で既にパツパツ状態なので、電子書籍なるものでスッキリさせたいのですが・・・。


私の集めてるのは特別マニアックというわけでもないけど、漫画でさえそもそも最新刊まで出てないとか、1巻だけしか出ていないのとかがあって話にならないし、歴史本に関してはいわずもがなほとんど電子書籍化すらされてない現状。今集めてる漫画はほとんど10巻前後なものが多いので、もうそれだけで場所食ってる状態。いくら普及したっつても、あの手のやつって結局その時流行ってるのとか人気のあるやつとか、雑誌くらいなのでまだまだ無縁状態が続きそうです。博物館の図録もさっさと電子書籍化してくれれば場所もとらなくてすむのにと思いつつ、あっちもまだそこまで進んでないと思われ。前に興福寺行った時は図録っぽいのが電子書籍じゃなくてアプリの形で500円くらいで売ってた気がするけど、そういうのでもいいから出してくれないかなぁ(チラチラッ


片づけは服と本はまあいいとして、それ以外のが大量にあったのでさっさとそれを処分したいです・・・。中途半端に使ってあるノートとかはネタ帳メモ帳扱いで、使い終わったら即ポイとかにしないといつまで経っても片付かないと思われ。資料は頑張って全部スキャンする、よ・・・(吐血
引っ越ししました。先週ですけど。ネットに繋がったのはつい先ほど。何故我が家では一度もすんなりとネット接続できたためしがないのか。同梱の設定が楽にできるディスクはまず十中八九使えないというか、自分で設定したほうが早いという謎。まあ今使ってるPCはちょっといじってるので市販品と同じとは言えないですが、一体どういうことなの。

話は変わって『大化改新と蘇我氏』という本を読んでます。もう少しで終了。「敗者の日本史」っつーことで道真もある模様。てか蘇我!!蘇我!!古代豪族シリーズでは蘇我(と物部)がないんですがまさか出ないんだろうか。大伴とか葛城はあったけども。そして家系図があっても泣きそう。なかったら絶対分からん。自作とか考えると絶対手書きじゃないと途中で投げる自信がある(ドヤァ

簡単に蘇我氏とは何ぞやとか稲目→馬子→蝦夷→入鹿のやったこととか、最後は改新の詔の意味とかそんな感じの構成です。入鹿首チョンパ事件()の中心人物は多分石川麻呂で、中大兄皇子とか鎌足の役割は著者いわく「危険極まりない刺客」とのこと。ただの刺客じゃないあたりさすが後の天智と藤原の始祖だわ。うんもうお前らそんな感じでいいと思うよ(投げやり)


そしてこれ読んでて蘇我の設定(特に稲目)にちょい足し。といっても長岡京方面でだけども。糸目じゃなくて目を閉じてるのは~とかそういう。中二病的に言えば「邪気眼が発動するから」で、彼は直接現場には出なくて別方面で動いてるというか。一応仏教が伝来したのが蘇我氏のいた頃だから、長岡京でも蘇我氏にやってもらおうと。ただ稲目よりも馬子のほうがより詳しいだろうし、地獄とか極楽の思想も出てきたのは平安時代で、さらに奈良時代だと今でいう「仏」という認識ではなく仏っていう名前の「外来の神」?みたいな捉え方(多分)だから、篁が来るまでは結構大変そうだなぁとか。蘇我組と篁の仏教に対する認識は結構違うと思うし、道真とかになるとまたちょっと違うかもしれない。道長あたりにまでくると多分もっと違う(末法思想の影響で)から、まあそのへんもうまくごまかしていければなぁ。もうちょっとまとまったらぴくしぶにでもあげようかと思ってますが、さていつのことになるのやら(遠い目
GE2は初回クリアはもうとっくの前に終わってて、アプデでデータを引き継ぎつつキャラメイクは変更できるようになったんで、1stキャラを男にして遊んでました。そして別キャラを新規作成して2週目。クリア時間は大体20時間ちょっとくらい。ただこれはラスボスというかピクニックまでの時間なので、そこから先のストーリーはノーカン。以下2週目だけど感想。すごく長い上に未プレイの人には何がなんだか状態なのでスルー推奨。

・正直ユノはいらんかった()
・決戦前BGMはぶっちゃけマルドゥークとフライア突入前以外では使ってほしくなかった。キュウビとかマガツとか、ブラッド隊(主人公含めた新作キャラ組)には関係ないわけですおすし・・・。
・クレイドル編は外伝というか番外編扱いで、これこそDLCにでもしておけばよかったような。キャラはみんな好きなんだけど、強引すぎ感ががが
・ピクニックはもう戻ってこなくてもいいがとりあえずマジで1発殴らせろ(迫真)

戦闘面とかBGMとかは特に不満ないです。属性死んでるとか乱戦多すぎっていうのが2chスレで見たら結構あったけど、個人的には別にという感じ。神機兵はむしろ乱戦のほうがたぎる。グボロの遠距離攻撃はウザイことこのうえないけどな!!

一番アレなのはやっぱりストーリー。前作(GEB)はちゃんと完結してたし、流れも自然だった。支部内のゴタゴタがとりあえず決着したからリンドウさん探しに行こうね、はよかったと思う。
今回は新キャラ出したのはいいけど、難易度が10まであるのにそいつらの話は6で終了。それ以降は↑の前作キャラ所属の「クレイドル」がメイン。しかもその新キャラも自キャラとかが目立つんじゃなくて、歌姫()とかが途中から仕切り出す始末。最終決戦直前で当たり前のように作戦会議に参加してて「自分の意志で戦場に立つのは初めて」とか、いや少し前に思いっきり作戦に参加してたやんしかも指示まで出してたやん!!という突っ込みが。さらに言うとその時抜けたピクニック(元隊長)に対して熱く語ってたが、え、あなたたち仲良かったの?正直あなたよりこっちのほうがピクニックといた時間長かったし、そのセリフは本編でそれなり長い付き合いがあったとわかるシエルか、ピクニックに隊長職押し付けられた(としか思えない)主人公が言うべきだろ!と。ともかくあそこの違和感すごかった。しかもほぼ確実に戦闘が発生するであろう場所に行くのに、その普段着のドレスのまま乗り込むってどういうことなの。まあ自キャラ含めて基本私服だけど武器はちゃんと持ってるし。

さらに最終決戦になると、ユノ(歌姫)が必要だとか、とってつけたように主人公の能力も必要だとか言われたけど、もうラスボスはブラッド隊のみでよかったよ本当に。元隊長VS現隊長とか燃える。何を思ってドレスアップしたユノの歌で終末捕食(これが実行されると人類オワタ)止めるとかになったんだ・・・。でも企画の段階で最初からこういう話にしたかったとインタビューに出たたから、まあそうなんだろうな。2chで「ブラッドはユノ親衛隊」とか言われてたけど、否定できないぜ・・・。
そもそも「主人公がボイス付きで喋る」のは前隊長帰還確定フラグだったのに、今回では喋ったのに結局ピニクックは戻ってこなかった衝撃。あれ前作やってる人ほどびっくりしたんじゃなかろうか。私も絶対ピクニックは戻ってくるモンだと思ってた。アイツ結局最後まで自分のやりたい放題やったな・・・。その後のストーリーは、うん、いらないといえばいらなかったし、前作と違ってこの話題は早い段階で出しておくべきだった。色々終わった後にキュウビ()とか唐突だし、所属メンバーもわりと初期にいたんだからそれっぽい情報は出しておいて問題なかったし、少なくとも公式サイトに出てた新アラガミの半分以上がクリア後じゃないと出てこないってのはどうかと思う。その新アラガミに対抗するための選抜メンバーが主人公所属の「ブラッド」だったわけだし、諸々が片付いた後にようやく出てくるとかって、ねぇ。でも基本普通のゴッドイーターとどこが違うのかと言われると、同じとしか。旧作キャラとか連れて行っても普通に戦えるし(新アラガミは既存のゴッドイーターだと戦闘ができないという設定)、結局あれはなんだったんだろう。

ユノも大概だけど、そのマネージャーもいい印象がないというか嫌なキャラというのしか残らなかった。初対面でいきなりディスってくるし、というか基本ディスることしかしてないキャラだった。ゴッドイーターは要請が来たら問答無用で適合試験受けなきゃいけないし、失敗したら肉片になるうえに適合しようモンなら強制就職。退役できるのは極々一部で、大体その期間を迎える前に戦死するのが当たり前。しかも適合試験受ける年齢が12~18歳が一番多い。ぶっちゃけ成人迎えられるかどうかも怪しいし、整備士キャラは「ゴッドイーターは職業選べない」って言ってたし、つまりそういう毎日命がけで戦ってる若いモンに「ここが普通っていうなら、外で暮らしてる人たちは何なんですかね」みたいなことを言われても困る。ただの八つ当たりにしか思えないし、このオネーチャンがどういう理由で突っかかってくるのか全く不明。しかも本編じゃ全く情報出てないけど、漫画版によるとこの人元フェンリル職員らしく、てことはゴッドイーターがどういうものかを恐らくユノよりは絶対知ってるはずなのに、この態度。あの二人は出てきてもCMでチラッと映る程度でよかったのに本編にがっつり絡んできて(しかも普段いないのに美味しいところを確実に持っていく)終わった後も「あの中継のせいで人気がうなぎのぼりで~」とか言われてもだから何だとしか。歌はいんだけどね、歌は。


2週目やってもやっぱりストーリーがいまいち受け入れられなかった。同じ部隊でチヤホヤされるのはいいが、前作キャラにまでチヤホヤされるのは何か違うと思うし(ていうかお前ら前作主人公の存在はどうした)、本当に後半はDLCで出してほしかった。ゲーム本編はあくまで新キャラ中心に収めて。リンドウさんも大好きだが、唐突に「お前もクレイドルにくるか?」発言はいただけない。こっちの気持ちはやっぱり隊長やってても、ピクニックが隊長なわけで、仮にあいつが戻ってきたら隊長職は返上したいが十中八九「いや、この部隊をここまで率いてきたのはお前だ。だからお前に頼みたい」みたいなことを言う(と思うので)、そしたら正式に受け入れようとは思う。ピクニック途中離脱は唐突すぎたし、何かもう色々耐えきれなくなってトンズラするために主人公に全部丸投げしちゃったとしか見えない。しかもそれに対してあっさり受け入れる主人公とプレイヤーの温度差。こっち側としては一言文句くらい言いたかったよマジで。だがその選択肢すらも用意されず、結局隊長に昇格とはこれいかに。そういや前作は進行に合わせて主人公の階級も上がったけど(前作主人公は中尉)、今回はその階級すらも不明だったな。ピクニックが大尉だったからやっぱ前作同様中尉なんだろうか。しかしまだ言いたいことはあるが長い。長すぎる。もうあとはしぶあたりで脳内補完するしかないようだな・・・。
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京洛ツナ
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女性
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妄想(爆)
自己紹介:
自他共に認める(?)歴史ヲタ。平安から戦国まで。最近は古代まで拡大中。
三国志もいける。ただしつまみ食い傾向(爆)
京都大好き。奈良も好き。滋賀も好き。
いずれは京都に寝殿を構える予定。
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